この度、東京都トラック協会(会長・大髙一夫)は、平成24年度決算版「東ト協経営分析結果」をまとめました。今回で5回目。集計分析対象は155社。
東京のトラック運送業界の経営環境は、燃料費上昇分を運賃に転嫁できないため、営業段階および経常段階で赤字となり、輸送効率の面では、全体平均の一日一車あたり営業損益は▲338円。10台以下の事業者では、さらに悪化し▲1,957円。走行1キロあたり▲15.8円と、5年連続の「走れば走るほど赤字」という経営状況に陥っています。
燃料費の増加分について自助努力による経費削減努力には限界があり、今後は、「コストに見合った適正運賃の確保」とともに「円滑な燃料サーチャージの導入」が極めて重要な課題となっています。
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「東ト協経営分析結果(平成24年度決算結果)(概要版)」について
2014.04.01