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降積雪期における防災態勢の強化等について(国交省)

今般、中央防災会議会長より「降積雪期における防災態勢の強化等について」(令和7年12月2日付け中防災第22号)が発出されたことを受け、国土交通事務次官より「降積雪期における防災態勢の強化等について」(令和7年12月8日付け国官運安第103号、国水防第476号)のとおり通知がありました。

これから本格的な降積雪期を迎えるにあたり、輸送の安全確保等に遺漏のないよう、関東運輸局長からの文書について周知徹底を行い、事故の防止に努めるようお願いいたします。
関東運輸局長からの文書の詳細につきましては、詳細のPDFでご確認ください。

概要

  • バス、タクシー、トラック等共通

      ① 気象情報や道路における降雪状況等の適時把握と対策

      1. 災害発生時の社内連絡体制を改めて確認
      2. 気象予報や路面状況、降雪状況等を勘案し冬用タイヤの装着チェーンの携行及び早めの装着を徹底
      3. 日常点検時に冬用タイヤの溝の深さ推奨使用限度を超えていないことを確認
      4. 点呼時等では運行経路の道路情報気象情報に基づいて適切な指示を行う
      5. 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努める
      6. 安全運行を確保できないおそれがある場合は運行中止等の指示とともに、
        宅配便の集配荷休止等のサービス停止に係る情報提供を利用者に分かりやすく行う
      7. スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルの禁止と、安全速度の遵守・車間距離の確保の徹底を乗務員へ指導

        ② 大型車の車両脱輪事故防止対策(スタッドレスタイヤへの交換時等)

        1. ホイール・ボルトの誤組防止
        2. 締付トルクの管理
        3. タイヤ交換作業後の増し締め

        等を確実に行う

    1. 物流・自動車関係の留意事項

      1. 気象情報や道路における降雪状況の適時把握と、万全を期した輸送安全の確保
      2. 降雪時のスタッドレスタイヤ装着。チェーンの携行又は装着の徹底指導
      3. 運送に支障を来す恐れが予想される場合、輸送スケジュールの変更やルート変更検討の呼びかけ

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