東京労働局より、冬季の転倒災害に備えてのリスク軽減防止策の実施について、協力依頼がございましたのでお知らせします。
詳細については「詳細」内の情報をご確認ください。
概要
転倒は、休業4日以上の死傷災害のうち最も多く発生している労働災害であり、増加傾向であることから、事業者に対して転倒防止対策を推進しています。
東京労働局管内の転倒災害は全体の29.5%を占めており、前年同期に比べて3.3%増加している状況にあることと、冬季において積雪・凍結を原因とする転倒災害等の労働災害が多発することが懸念されます。
つきましては、以下のリーフレットなどを活用し、気象情報に応じた迅速な体制の構築や、作業計画等の見直しなど
事業者による対策はもとより、労働者にも周知啓発をいただきますよう、ご協力をお願いします。
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積雪や凍結による転倒災害を防ぎましょう
- 大雪、低温に関する気象情報を迅速に把握する体制の構築
- 警報・注意報発令時等の対応マニュアルの作成、関係者への周知
- 気象状況に応じた出張、作業計画等の見直し
① 気象情報の活用によるリスク低減の実施
- 屋外通路や駐車場における除雪、融雪剤の散布による安全通路の確保
- 事務所への入室時における靴裏の雪、水分の除去、凍結のおそれのある屋内の通路、作業場への温風機の設置等による凍結防止策の実施
- 屋外通路や駐車場における転倒災害のリスクに応じた「危険マップ」の作成、関係者への周知
- 凍結した路面、除雪機械通過後の路面等における荷物の運搬方法、作業方法の見直し
- 凍結した路面や凍結のおそれがある場所(屋外通路や駐車場等)における転倒防止のための滑りにくい靴の着用の勧奨
- エイジフレンドリーガイドラインに基づき、働く高齢者の特性に配慮した対策を実施
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都内の積雪・凍結による転倒災害の発生状況
- 令和6年2月5日から6日にかけて関東甲信地方の広い範囲で大雪となり、東京都(千代田区丸の内公園)で積雪8cmを記録し、積雪・凍結が原因と思われる転倒災害が大幅に増加しました。
- 令和6年の転倒災害は、2月が最も多く、積雪のあった2月5日は1年で最も多い日に、次いで2月6日、2月7日の順に多くなっています。
- 雪が解け始めたら、路面凍結の可能性が高く、屋外の移動・作業は、特に注意が必要です。
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エイジフレンドリーガイドライン
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① 安全衛生管理体制の確立
- 経営トップによる方針表明と体制整備
- 高年齢労働者の労働災害防止のためのリスクアセスメントの実施
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② 職場環境の改善
- 身体機能の低下を補う設備・装置の導入(主としてハード面の対策)
- 高年齢労働者の特性を考慮した作業管理(主としてソフト面の対策)
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③ 高年齢労働者の健康や体力の状況の把握
- 健康状況の把握
- 体力の状況の把握
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④ 高年齢労働者の健康や体力の状況に応じた対応
- 個々の高年齢労働者の健康や体力の状況を踏まえた対応
- 心身両面にわたる健康保持増進措置
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⑤ 安全衛生教育
- 高年齢労働者、管理監督者等に対する教育
働く高齢者の特性に配慮した安全な職場を目指しましょう
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