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年頭所感

 会員事業者の皆様をはじめ関係各位には、平素から格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。平成26年の新年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
さて、昨年は、一般社団法人東京都トラック協会として、新たな第一歩を踏み出した節目の年でもありました。スムーズな移行にあたって、ご協力頂きました関係の皆様に、改めて御礼を申し上げます。
 昨年を振り返りますと、トラック業界は「燃料高騰問題」「高速道路料金問題」等をはじめ、山積する課題への対応に追われた年でもありました。
 特に、円安基調、中東情勢等の影響で、燃料価格は大幅な高騰を続け、そして高止まりの状況にあります。そうした中で我々業界は、徹底した省エネをはじめとする必死の努力をしてまいりました。しかしながら、経営収支は悪化の一途を辿り、業界はまさに事業存廃の危機に立たされています。
 国でも、補正予算や26年度予算において環境対応車の補助、エコタイヤ導入補助などの施策を講じておりますが、さらに一層、今後の業界の実態を見据えた補助の創設等、強く望むところであります。
 このような状況下、東京都トラック協会が25年度重点施策として掲げました「安全・安心の確保」「環境問題への対応」「会員重視、支部重視」の観点から進めています「会員サポート事業」につきましては、会員の皆様、そして関係の皆様のご尽力の下、積極的に推進してきております。
 事故防止関係では、会員の第一当事者死亡事故件数が、前年に比べ減少いたしましたことは、各会員事業者の事故防止への積極的な取り組みの結果であると考えております。今年も、さらなる事故防止の徹底に向けて、決意を新たにしているところです。
 環境関係では、平成18年から東京都トラック協会が、独自プロジェクトとして推進してまいりました「グリーン・エコプロジェクト事業」が、一昨年の滋賀県から始まり、現在、大阪府をはじめ6府県に拡大して展開されております。トラック業界全体の取り組みとなって、大きく日本の環境問題に資する展開ができればと考えています。
 また、協会の運営にあたりましても、会員の皆様のご意見・ご要望等を踏まえ、労務関係セミナーや各種講習会等を積極的に開催してきたところですが、今後とも適時・適切に、実りあるサポートが図られるよう努めてまいります。
 特に、中型免許や駐車問題については、トラック事業の公共性、事業としての必然性の観点から、全日本トラック協会と連携しつつ、要望・要請活動をより一層積極的に展開していくこととしています。
 今年も、国民生活、産業活動を支える公共輸送機関としての使命をもって、山積する課題を克服するとともに、業界の発展に向けて、また、「会員のための協会」として、全力を尽くしてまいります。
 結びになりますが、関係各位の一層のご支援、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い致しますとともに、本年の皆々様のご事業のご隆盛とご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶と致します。

平成二十六年 元旦

一般社団法人 東京都トラック協会
会 長  大 髙 一 夫

会長 大髙 一夫
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