全日本トラック協会は、トラック運送業界から飲酒運転という反社会的な行為の根絶を図るため、「トラック事業における総合安全プラン2025」において、「飲酒運転ゼロ」を目標に掲げ各都道府県トラック協会と連携し、各種取り組みを積極的に展開しているところです。
警視庁の統計によりますと、令和5年の飲酒運転による人身事故件数は23件と、令和4年の6件に比べ+17件と急増しています。
また、国土交通省からの情報では、令和5年の物損事故を含む飲酒事故事案は35件が把握されています。
・全日本トラック協会「トラック事業における総合安全プラン2025」における⽬標値と実績(全日本トラック協会)
全日本トラック協会では、トラック運送業界から飲酒運転を根絶するため、改めて飲酒運転根絶に向けた取り組みを会員事業者に周知・徹底することを目的に、リーフレットを作成しました。
・飲酒運転根絶に向けたトラック運送業界の取り組みの強化について(全日本トラック協会)
事業者が運転者の飲酒傾向を把握し、適切に対策を進めていくために知っておくべき内容や取り組む際の手順を具体的に示した「自動車運送事業者における飲酒運転防止マニュアル」(国土交通省作成)を活用し、飲酒運転を根絶しましょう。
・自動車運送事業者における飲酒運転防止マニュアル(国土交通省物流・自動車局)
なお、国道交通省作成のマニュアルは、全ト協のHPにもアップしています。
https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2024/05/mlit_inshu_manual.pdf