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年頭所感

 会員事業者の皆様をはじめ関係各位には、平素から格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。平成25年の新年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、日本経済は東日本大震災の復興需要による公共投資や環境対応の自動車販売などから回復が期待されましたが、海外経済の減速、中国問題等から個人消費や企業生産の冷え込み等が響き、極めて低迷した一年となりました。
 特に、私どもトラック業界を取り巻く環境は、景気低迷等からの貨物輸送量の減少が続く一方、燃料の高止まりと併せ、規制緩和後のトラック運送事業者の著しい増加は、競争を激化させ、運賃が低下して多くの事業者が事業存廃の岐路に立たされており、一日も早い、日本の復興、そして経済の活性化を願うところであります。
 このような状況下、24年度重点施策として掲げました「再生産可能な適正運賃の収受」、「安全・安心の確保」、「環境問題への対応」につきまして、会員の皆様、そして関係者の皆様のご尽力の下、積極的に推進してきております。
 しかしながら、事故防止関係では、会員の第一当事者死亡事故件数が前年に比べ大幅に増加してしまい、事故防止緊急対策を講じていかなければならない大変残念な結果となってしまいました。
 今後は、より一層「安全・安心の確保」を第一として、健康に起因する交通事故防止対策等を推進し、事故を起こさない、事故に遭わない交通社会の構築に邁進してまいる所存です。
 また、協会の運営にあたりましても、「会員重視、支部重視」の観点から進めています「会員サポート事業」の充実を図るとともに、「初任運転者特別講習事業」等、会員の皆様の声を踏まえた事業を積極的に展開して、さらなる協会の活性化に努めていくこととしています。特に、駐車問題については、トラック事業の公共性の観点からも積極的に対応を図っていくこととしています。
 本年4月には当協会も「一般社団法人東京都トラック協会」として新たなスタートを切ることとなります。今後とも、国民生活、産業活動を支える公共輸送機関としての使命をもって、山積する課題を克服するとともに、業界の発展に向けて、また、「会員のための協会」として、全力を尽くして参ります。
 結びになりますが、関係各位の一層のご支援、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたしますとともに、本年の皆々様のご事業のご隆盛とご健康ご多幸を心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶と致します。

平成二十五年 元旦

社団法人 東京都トラック協会
会 長  大 髙 一 夫

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