昭和48年、トラック運送業界の構造改善事業が緒に就きつつあったが、その中で10月に第4次中東戦争が勃発し、石油危機(第1次)が業界を直撃した。
東ト協では12月に燃料対策特別委員会を設置し、燃料の確保対策などに追われた。
翌49年は石油危機の影響で経済成長が一転し、戦後初めてマイナス成長となった年で、事業経営の厳しさが増す中で、不況対策特別委員会を設置し対応に当たった(写真)。
なお、石油危機の前年47年に、東ト協は創立5周年を迎え、協力と団結を表現する握り合う手、東ト協のアルファベットの頭文字TTA、トラックのハンドルなどを図案化した、シンボル・マークを制定した。

東ト協
シンボル・マーク