東ト協は平成2年12月10日、関東運輸局長から「東京都トラック運送事業人材養成等財団」設立を許可された。事業開始に伴い翌3年1月11日、千代田区・東條会館で発会式を開催した(写真)。
東ト協は元年3月、新たな事業活動の指針として「中・長期構想」を策定した。交付金事業がスタートして10年を経過する中、物流二法制定など経営環境の変化に対応し、新たな施策の展開を図るため策定したものである。
その重点施策の一つとして、人材養成事業の充実・強化と専門的な実施機関設立が盛り込まれ、これに基づき「人材養成等財団」が設立された。
これにより、各種研修事業を積極的に展開し、さらには「物流経営士課程」の開講に至る。
なお、公益法人制度改革に伴い、同財団は24年に解散し、東ト協がその事業を引き継いだ。
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人材養成等財団が発足(平成2年)
2016.05.12