東ト協は、平成2年に「東京都トラック運送事業人材養成等財団」を設立し、以降、業界における人材養成事業を推進したが、さらなる充実・強化を図るため、1年に及ぶ本格的な研修課程を創設することになり、9年10月1日に「物流経営士課程」を開講した(写真=第1期開講式)。
同財団設立の狙いとして当時、「物流専門大学校」設置が構想されたが、当面の対応として人材養成事業の改革を進めることになり、7年3月に改革構想を取りまとめた。
それに基づき、同年6月に開講したのが「特別物流経営士課程」で、2年後の「物流経営士課程」開講の先駆けとなる。
翌10年には、全日本トラック協会が認定資格とする規程を制定した。
なお、同財団は24年に解散し、東ト協がその事業を継承した。
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物流経営士課程を開講(平成9年)
2016.06.13