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年頭所感

 会員事業者の皆様をはじめ関係各位には、平素から格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 平成27年の新年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、日本経済はアベノミクスと円安傾向から一部大手企業の好景気が伝えられましたが、我々トラック運送業界は、原油価格が下落するも、円安から軽油価格は高騰・高止まりし、加えて消費税増税後の貨物輸送量の減少等から、正に危機的状況の下に推移し、事業存廃の岐路に立たされた年でした。
 このような状況下、東京都トラック協会として「安全・安心の確保」「環境問題への対応」「会員重視、支部重視」等につきまして、会員の皆様、そして関係の皆様のご協力のもと、積極的に推進してきております。
 事故防止関係では、会員の第一当事者死亡事故件数が6月までは前年以下で推移いたしましたが、残念ながらその後3件の事故が発生し、前年に比べ1件増加の7件となってしまいました。今年は、さらなる事故防止の徹底に向けての決意を新たにしているところです。
 環境関係では、平成18年から東京都トラック協会が、独自プロジェクトとして推進してまいりました「グリーン・エコプロジェクト事業」について、国連のエコドライブカンファレンスでの発表やグリーン購入大賞・経済産業大臣賞の受賞など、トラック業界の先進的な役割を果たしてきております。
 また、協会の運営にあたりましても、会員の皆様のご意見・ご要望等を踏まえ、初任運転者講習会や各種講習会等を積極的に開催してきたところですが、今後とも25支部支部長、支部役員の皆様との意見交換等を踏まえ、適時・適切に努めてまいります。
 特に、年末に閣議決定された経済対策には、「燃油高騰対策」、「高速道路料金における大口・多頻度割引の継続」などが盛り込まれました。
 また、駐車問題や燃料高騰問題については、個別具体的な検討を進めると同時に、トラック事業の公共性、事業としての必然性の観点から、全日本トラック協会と連携しつつ、要望・要請活動をより一層積極的に展開していくこととしています。
 今年4月からは、「公認支部」がスタートすることになっており、以前にも増して本部・支部が一体となった取組みが期待されるところです。
 そうした新たな体制のもと、今年も、国民生活、産業活動を支える公共輸送機関としての使命をもって、山積する課題を克服するとともに、業界の発展に向けて、また、「会員のための協会」として、全力を尽くしてまいります。
 結びになりますが、関係各位の一層のご支援、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い致しますとともに、本年の皆々様のご事業のご隆盛とご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶と致します。

 平成27年 元旦 

 一般社団法人 東京都トラック協会
   会長   大髙一夫

会長 大髙 一夫
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